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2017.4.1HIP主催「被爆樹フィールドワーク」

IMG_6472◎ (2)_R.JPG平和のためのヒロシマ通訳者グループ(HIP)のYさんから声をかけていただき、広島市内で被爆樹をめぐるフィールドワークを行います。寺町の報専坊(ほうせんぼう・写真)では坊守のAさんにお話を聞かせていただきます。前住職のお嬢様で、現住職の奥様。私の本『被爆樹巡礼』で原爆投下の頃のことや、一時は伐られそうになった被爆イチョウを守ることになった経緯などをお話ししてくださった方です。その後、観光スポット、広島城へと向かいます。



日 時 2017年4月1日(土)13:30~15:30
集 合 広島市青少年センター 正面玄関前
講 師 杉原梨江子
参加費 300円
主催:平和のためのヒロシマ通訳者グループ(HIP)
ホームページに掲載されています。http://www.hipj.org/actnews/965

◇フィールドワーク順路 
青少年センター西側のシダレヤナギ→ 子ども文化科学館のシダレヤナギ→ 報専坊のイチョウ→ 本願寺広島別院のソテツ→ 市営住宅駐車場のクスノキ→ 基町交番前のクスノキ→ 広城RCCクスノキ→ 大本営跡クロガネモチ→ 二の丸跡マルバヤナギ→ ユーカリ

「HIP主催 被爆樹フィールドワーク」報告
天気:快晴
参加人数:約30名

広島に旅行にきた外国人のために通訳をしているボランティア・グループHIP。市内のことはもちろん、原爆・平和のことも、みなさんのほうがきっとお詳しい。私に伝えられることは何か?と考え、お話しさせていただきました。木のそばで生きてこられた被爆者の方、木を守っている方々からお聞きした被爆の記憶をできるだけ忠実に伝えること。1本1本についてお聞きしたお話をしながら、被爆した木ならではの傷あと(ヤケド、ウロ、亀裂など)について、樹皮などをよく観察していただきました。今日、いらしてくださった方々が外国人の方に伝えてくださって、原爆から蘇った木々が広島市内に数多くあることが世界中に伝わるといいなと願っています。

IMG_0953_R.JPG 写真左:観光スポットの1つ、広島城のクロガネモチ。大本営跡に3本が立っています。 
写真右下:広島城二の丸跡のユーカリ。のたうちまわるような姿にみなさん、圧倒されていました。
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